2009年12月12日

灰塚ダムウエットランド

学部の教育GPで企画された見学会で

灰塚ダムの上流に人工的につくられた

ウエットランドに行ってきました。

ウエットランド内のフレントリ館の

館長である岩水氏に案内いただき、

ウエットランドの湿地内の様子や

鳥の生態などのお話を伺って、実地に

バードウオッチングを楽しみました。

オオバン、オカヨシガモ、ヒドリガモ、

コガモ、ミサゴなどみてきました。

じっくりと鳥を観察する機会もない日々を

送っているせいか心癒されるひとときでした。





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2009年08月06日

無題

『無題(作者不詳)

誰も死んではいない

誰も死んではいない

誰もかも死んでしまった

誰もかも死んでしまった



 この題と作者名のない四行作品は、広島の原爆資料館で吐き出された叫びの記録。
 「誰も死んではいない」。とんでもない。あたりに今なおうごめいているのは、じつに数多くの死者ばかりです。それなのに、なぜ?
 死者が消えさらないで、見つめ続けているからです。だから、「わたし」は恐怖のあまり、声をあげないわけにいかなくなるのです、『誰もかも死んでしまった」と、あなた方はもう存在をもたぬ影にすぎないと。
 だが、そういう声の底から一層激しい声が噴き出すのです、『誰も死んではいない」と。するとまた、すぐそれを否定する声が響き出すのです、『誰もかも死んでしまった」と。
 この四行は、切なく繰返し胸苦しく循環します。いつまで?どんなに悲しくても永久に、であらしめなくてはなりません。死者とともに生きること、それこそが鎮魂です。』

(あなたにあいたくて生まれてきた詩、宗左近 編)

今日は、広島原爆投下から64年目。

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2009年04月05日

東城まちなみ春まつり

春の遅い東城では、桃の節句は旧暦で祝う習慣になっています。

古い民家が並ぶ家々には年代物の雛飾りが残されており、

これを店先に展示して街なみ全体で節句を祝うようにした

「東城まちなみ春まつり」が4年前に始まりました。

今年は、今日が最終日ということで出かけました。

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 生熊酒店の奥座敷

多くのお宅で100年以上も前のひな人形がとても

大切に残されていることに驚きです。

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 生熊酒店のギャラリーにて

店先で丁寧に対応してくださる街の方々は

観光地ずれしていない、おだやかな雰囲気で

とても落ち着きます。

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 古河印刷所では箏の演奏会も

特に南側の新町一帯には古い家屋も残り

街並に趣があり、家々をゆっくり見て回るだけでも楽しめます。

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 こんなかわり雛も

庄原キャンパスから車で約1時間。無料駐車場があります。



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2009年03月18日

明日は卒業式

キャンパスのはげら池畔のケヤキ、
扇にひろがる独特の樹形の細部は、
我々の体に走る毛細血管のようです。

明日は、県立広島大学庄原キャンパスでの
第1期生の卒業式です。
卒業生の胸中には今どんな思いが
去来しているでしょう。

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このケヤキの枝のように、
知識や、人間関係のきめ細かな繋がりを築き
豊かな人生を歩んでゆく礎を得ることが
できたでしょうか。

このケヤキの枝のように
しなやかで芯のある心を
この庄原の地で鍛えることが
できたでしょうか。

このケヤキの枝のように
彼らのうえに末広がりの未来が
ひろがっていることを願い
彼らの門出を祝いたいと思います。

関連記事
 新入生と七塚の空 2006年4月6日
 卒業式と花束 2006年3月24日
 七塚ナチュラリストの会卒業生を送る 2009年3月3日
posted by 入船浩平 at 18:44| 広島 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

七塚ナチュラリストの会卒業生を送る

昨夜はぐんと気温の下がった夜でした。
就職や進学で庄原を去る2人を
庄原に居る2年生と私の2人で送る
とてもささやかな送別会を開きました。

風のように4年は流れてゆき、
振り返る間もなく前にすすむ学生達
とかく関わりの薄くなったといわれる
学生達かもしれませんが、
自分の頼りなさや不確かさを
互いに補完し合いながらこの町で
学生生活を送るのを見るにつけ不器用でも、
ある種のたのもしさを感じます。

そんな生活のひとコマひとコマを思い出し、
語らう楽しいひとときでした。
ナチュラリストの活動を介して
なにか手助けできたのかなとも思います。

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今朝起きると昨夜の気分の余韻か
去りゆく2人の前途を祝うかのような
なごり雪のまっしろな舗道。

こんな詩を思い出しました。

 生命は
 自分自身だけでは完結できないように
 つくられているらしい
 花も
 めしべとおしべが揃っているだけでは
 不充分で
 虫や風が訪れて
 めしべとおしべを仲立ちする
 生命は
 その中に欠如を抱き
 それを他者から満たしてもらうのだ

 世界は多分
 他者の総和
 しかし
 互いに
 欠如を満たすなどとは

 知りもせず
 知らされもせず
 ばらまかれている者同士
 無関心でいられる間柄
 ときに
 うとましく思うことさえ許されている間柄
 そのように
 世界が緩やかに構成されているのは
 なぜ?
 花が咲いている
 すぐ近くまで
 虻の形をした他者が
 光をまとって飛んできている

 私も あるとき
 誰かのための虻だったろう
 あなたも あるとき
 私のための風だったかもしれない

 (「生命は」吉野 弘)
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2009年02月28日

庄原よいとこ

庄原キャンパスの教育カリキュラムに
教育GP「フィールド科学」という
地域の資源を活かすことを目的とした
特色ある教育プログラムがあります。

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 「りんご畑」の定食のなかの一品、干したタケノコをもどしたもの、
  コゴミ、アザミ

今日は、そのプログラムのひとつ、
地域のことを実際に知るために高野町の
山菜料理店「りんご畑」、比和町の「比和
自然科学博物館」
、東城町の「生熊酒造」
まわってきました。

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 生熊酒造の銘柄”超群”、3月末にはひな人形が東城の
 町並みをかざるお祭りがあります。

いずれも地域との深い関わりをもち、
また、こだわりや主張をもって営みを続けていることが
担当の方の話しぶりからうかがわれ、
庄原のよさを再認識できた一日でした。

県立大学生命環境学部教育GPフィールド科学プログラムのページ
posted by 入船浩平 at 23:01| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

3周年、春はもうすぐそこまで

キャンパスのある七塚丘陵とその近郊には
豊かな自然がひろがっています。そこで生きる
植物のことを「七塚ナチュラリスト」の活動の
一つとして紹介することを思い立ち始めたこのブログ。
4年目に足を踏み入れました。この間たくさんの人に
訪問してもらってうれしい限りです。

はじめの目標には、
これをきっかけにまだまだ不勉強の花のことを
もっとよく知ろうと思ったこと。
実名にして私を知ってる人にも、知らない人にも
コミュニケートしやすいようにしようと思ったこと。
毎回ほぼ同じスペース内に文章を納めるようにして
物書きの練習をしようと思ったこと
学生さんにも知ってもらって植物観察活動にも
参加してもらおうと思ったこと。などなど
けっして目標が達成されているわけではありませんが、
よく続いてるなと我ながら思っています。

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最近よく思うのは、この先、何回桜の花に
めぐりあうことができるのかなあ、ということ。
5回? 10回? それとも20回?
答えはわかりませんが、
自然との出会いを大切に、
自然のペースに身を任せて
これからも続けていきたいと思います。

今日も七塚牧場のポプラ並木の間から昇った陽が
はるか西へと続く中国山地の山並みの雨空のムコウに沈む
相変わらずの一日でした。それでも一日ごとに
木々の芽はふくらみ、季節が移ろうとしています。
春はもうすぐそこまで

posted by 入船浩平 at 16:49| 広島 曇り| Comment(5) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月26日

ゆうがたのはやしがすき

すき
ゆうがたのはやしがすき
まよってるありんこがすき
りんごまるごとかじるのがすき
ひざこぞうすりむくのもすき
いたいけどすき
 
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すきなもの
すきなこと
ずっとすきでいたい
きらいなものもあるけど
いつかそれも
すきになるかもしれない

すき
おかあさんすき
いつもけんかしてるけど
すき
おつきさますき
おひさますき
ほしみんなすき
かぞえきれないけれど
(谷川俊太郎詩集 すきー詩の風景より)

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2009年01月16日

みどり信金まえの大ケヤキのイルミネーション

庄原市内、中心街の一角に威風堂々たる

ケヤキの大木があります。高さはゆうに

30メートルを超えています。こんな大木は

めずらしい上に、町のど真ん中にあってビルの少ない

庄原の家並みを見下ろしている風情もさらに

珍しいのです。そのケヤキ全体が3万個の電球で

被われピカピカ輝く姿はさらにさらに珍しい!

こんなことを思いついたのは庄原の活性化を願って

庄原観光協会などでつくる光のまち庄原実行委員会だそう。

昨晩で今年の企画も終了ということで、

そのイルミネーションを見てきました。

夜空に浮かぶその姿は昼間見るよりさらに雄大でした。

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春には赤く萌え出る新芽、夏には涼やかな緑陰をつくり

秋風にたくさんの落ち葉を町中に落として、冬には

見事な枝ぶりをみせる、折々に豊かな表情をみせて

くれるこのケヤキに新たな彩りが加わったようです。

場所は、庄原日赤の東、みどり信用金庫の前です。


posted by 入船浩平 at 23:52| 広島 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月18日

苅田の風景

七塚丘陵を東に下った一ツ木町の

収穫の済んだ苅田に白いビニール袋に

包まれた大きな稲わらロールがぽつん

ぽつんと配置され秋の清んだ陽差しに

白くまぶしく輝いてとても風変わりな

景色をみせてくれています。

081018

この稲わらは、飼料として近辺の牛舎へ

運ばれてゆくようです。

2006年9月2日 初秋の田園風景(上記写真の同一場所)


posted by 入船浩平 at 16:35| 広島 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

5号館5階トイレの窓から見える山並み考

キャンパス5号館のトイレの窓は北向きに開いています。

あのムコウに見えるとんがった山は、何山?

と用を足すついでに尋ねられます。

庄原では、ピラミッドとして有名な

葦嶽山(あしだけやま;815m)がありますが、

全く方角がちがいます。地図を見ると、

八国見山(やくにみやま;845m)と思われます。

080923-L下に続く080923-R
 5号館5階のトイレの窓から見える風景

左の山は、大万山。右手は、福田頭方面でしょうか。

尖った山が八国見山だとすれば、登ってみれば

向こうからもこちらのキャンパスの建物が見えるはず、

確認してみなくては。ということで行ってみました。

続きは、明日。
posted by 入船浩平 at 18:30| 広島 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月04日

緑の日、風薫る

みどりの日の今日、庄原は最高気温27℃。

初夏の陽気でした。

南よりの風が木々の梢をゆらすと

七塚丘陵地の緑全体が揺り動きます。

目に鮮やかな緑、ざわざわと葉ずれの音。

そして、薫る風。五感をゆさぶられます。

080504
 キャンパス正面バス停から北方面を望む

若葉の香気成分にはいわゆる「フィトンチッド

(phytoncide:phytonは植物、-cideは殺す)」

と呼ばれる抗菌・防虫にかかわるテルペン類を

主とした揮発性物質が含まれていて植物が

大事な新芽を守るため分泌しているものです。

これらの成分は、目からの情報とともに

人間のストレスを軽減化するともいわれています。

まさに風が薫るわけで、昔からいわれている

「風薫る5月」にも科学的根拠があるようです。

参考)日本農業新聞記事より

posted by 入船浩平 at 22:21| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月16日

方向指標植物

森の中で迷子になったら切り株をみよ。

街中で迷子になったら衛星放送の受信アンテナをみよ。

切り株は年輪の間隔が広い方が南。

お椀型のアンテナは向いている方角が南。

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同じようにモクレンの花やネコヤナギの花穂は

日当たりが良い面が細胞が良く伸長し、

結果として北を指して曲がります。

こんな植物を方向指標植物と呼ぶそうです。

春先しか通じない裏技でしょうか?
posted by 入船浩平 at 20:00| 広島 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月29日

はげら池に薄氷

今朝は昨日ほどの冷え込みはありませんでしたが

キャンパスはげら池は薄く氷が張っていました。

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マガモが泳ぎ回った軌跡が幼児が描く線画のように

薄氷のなかに残っています。
posted by 入船浩平 at 20:48| 広島 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月22日

ヒョウモンモドキ守り表彰

絶滅危惧I類に指定されているチョウ、ヒョウモンモドキの研究者や愛好者でつくる「ヒョウモンモドキ保護の会」が農水省など主催の「田園自然再生活動コンクール」で入賞。同会は、2001年に発足し、県内外の愛好家と生息地の地元住民が参加するチョウの観察会やヒョウモンモドキが卵を産み付けるキセルアザミが育つよう草刈りの実施などが評価された。
<2007年11月22日付け中国新聞26面より>
posted by 入船浩平 at 23:35| 広島 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする